2014年6月16日月曜日

ブレイキングバッド


ブレイキング・バッドっていう海外ドラマにはまってます。
ここのところ毎週の楽しみ、というか唯一の生き甲斐みたいなとこがある。
シーズン5まであって本国じゃ去年に最終回が放映済みなんだけど、日本だと今のところHuluで配信されるやつを追っかける以外に視聴手段は無いのかな?今シーズン5を毎週1話ずつ更新してってる。

主人公は高校の化学教師なんだけど、洗車場のアルバイトなんかも掛け持ちしてるくらいあんまお金が無い。奥さんに予定外の妊娠があったり、息子脳性麻痺で松葉杖が必要な歩行障害を持ってたりとなにかと悩み事があったりするんだけど、そんな中で突然癌を宣告されて余命僅かとの報せが。そんな主人公が家族の為にお金を残すために、元教え子のジャンキーをパートナーにして覚醒剤の密造に手を出すって話。
麻薬取締捜査官の義弟もいるし、当然家族にも密造のことは秘密。パートナーは本人も麻薬ジャンキーでヘマばっかして使えないし、麻薬カルテルのやばそうなやつらからは命を狙われるし、秘密にしてるせいで奥さんからは浮気の疑いを掛けられて家庭崩壊のピンチになったりと散々な主人公。始めはそんな孤独な戦いを続ける主人公に感情移入して同じようにハラハラしたり、周りの人間にイライラしたり、また同時に病気への気遣いに罪悪感を感じたりするんだけど、そんな状況に対応して、適応して、裏の世界に馴染んでいくというか段々と狂気に取り憑かれていく主人公をを見てると今度は周りの家族と同じような面持ちで話が進むのを見届けてる自分がいるんですね。ここらへんが面白い。

このドラマの何が良いって、あれですよねまずは登場人物の少ないところ。化物語にピンポンキルラキル、登場人物の少ない話すき。人の名前憶えるのが苦手なんで、登場人物が多いとそれだけストーリーを理解するのに時間かかりますからね。プリズンブレイクなんかもストーリー把握の為に何回か観返してました。このドラマシーズン5まで通して主要な登場人物って10人いるかいないかくらいじゃないかな。
あと台詞が少ない。極限まで削ぎ落とされてて表情だけの演技が本当に多い。台詞を聞かされてるんじゃなくて聞いてるって感覚かな?だもんで自分がその場にいるような没入感があってすごい。リアルでも口数少ない僕は特にそう。

未配信分は残すとこ6話かな?はよ観たいっすね