2014年12月17日水曜日

今年のゲームを振り返る

Surgeon Simlator 2054



・Titanfall
今年出たFPS群の中じゃ一番面白かったぞい。目には目を歯には歯を、クソ手にはクソ手をのInfinity Wardゲームの精神がしっかり投影されてたと思う。初期しかやってないけどアップデートも頻繁に行ってたし、なんとかプレイヤー人口を定着させようと頑張ってる様子ではあった。でも流行らなかったというかプレイヤーが定着しなかったのは多分ゲームの構造と売り方がModern Warfere作ってた頃と変わってなかったから。
ゲームのマルチプレイが盛り上がる為に必要なのはゲームをプレイしてる時間以外でもそのタイトルに触れられるコミュニティがあるかどうかだと思うんですよね。同じFPSタイトルだとCSGOが今多分一番勢いのあるタイトルだと思うんですけど、あれやってる人なんかゲームやってる時以外でもTwitchでプロの配信観てたりCSGOLoungeでeSport賭博に興じてたり、とにかくゲームとそれらの三角ベースを延々とランニングしてたりするじゃないですか。このサイクルがCSGOという惑星の静止軌道となっていつまでもその周囲にプレイヤーが定着するイメージ。そこにSteamというそれ自体がSNSとしての機能を持っている巨大なプラットフォームがあるわけで、Originという先天性の重い障害を持ったTitanfallちゃんにこれらと勝負しろってのは無謀な話なんですが。

無料ばらまきゲームに埋もれゆく人の居ないマルチFPSタイトルたち
そういえばアップデートで追加されたcoopモードやったけど、なにあれクソ過ぎてわろうたんですけど。食材の捨ててしまう部分でゴミを作りましたとかそんな感じの出来。
いくらゲームの中にランクだの階級だのと言ったやり込み要素()を設けたところで、それらは所詮「消耗品」でしか無いわけで。ユーザーを分散させるDLCバラ売りの手法なんか最悪の選択肢だと思うし、CoDというブランドがあったから通用したような売り方をそのまま流用して残念な結果になったゲームがこれ。次回作が出るなら上で書いたような点を幾つか改善してって欲しいけど、どうせ次もOrigin販売だから結果は同じ。このゲームに未来は無いですね悲しいけど。


・PAYDAY 2
発売したのは去年の夏頃だったような気もするけど、今でも継続的にアップデートあるしDLCもリリースされてるしでほんと息の長いゲームだなって思います。FPSとしての面白さというよりBGM他ゲームデザインのセンスが好きなタイトルです。今年の10月にはシリーズ2周年ということで大規模なイベントをSteamグループで開催してくれたりして、コンソールとのマルチタイトルだけど割とPC版ユーザーの方を向いてくれてるというかコミュニティを大事に思ってくれてるのが感じ取れて好印象ですね。先日Killing Floor 2がコンソール対応を発表してKFユーザーが悲しみに包まれてましたけどTripwireにはここのデベロッパを見習ってしっかりPCゲーマーのご機嫌取りを頑張って欲しいです。ちなみに画像は本ゲームのプロデューサーが訪日時に"The best god damn food in the world"と評した吉野家の牛丼(特盛り)です。値上げ前に食べてInfamyを感じましょう。


・Diablo 3: Reaper of Souls
Diablo 3の拡張パック、今年一番プレイしたゲーム。バニラから大幅な設計変更が加えられてリリースされたんですが、一番大きな変更点になったのはやっぱりオークションハウスという公式トレード機能の廃止でしょうか。自分で装備を掘るよりもお金出して他人から買った方が強くなれるというDiabloの根幹を否定するようなシステムだったけど、RoS発売に合わせてこの要素をバッサリ切り捨て、今作ではしっかり自分で装備を揃えさせる設計に変わりました。オークションハウスの存在は利用の際に発生する手数料なんかから相当な利益をBlizzard側にもたらしたはずだけど、それよりもユーザーエクスペリエンスを優先する太っ腹っぷりは評価したいです。
Diabloの魅力を熱く語るぼく
その右手は常にマウスを握り続けていた
発売から2年半が経過しても継続的なアップデートが実施され、発売当初とは見違えるくらい楽しいゲームになってきたのは確かです。月額制のサブスクリプション方式でもなければマイクロトランザクションも存在しないパッケージ買い切り型のゲームでこのサービスは異常です。これもBlizzardという巨大企業とDiabloという巨大ブランドの成せる業なのでしょうか。でもここまで徹底してユーザーに対するストレスを除去してきた結果、このゲームの底の浅さが垣間見えてきました。ゲーム側からエンドコンテンツとそこまでのプロセスが初めから提示されていて、ユーザーは何も考えずに開発者が意図した通りにゲームを進めていくしか無いのが現在のRoSの現状です。
「レベルアップ時のステータスの割り振りは結局みんな同じように振ることになるだろうから廃止、統一した」という発売前の開発者の言葉が示す通りエンドコンテンツ以外の価値を蔑ろにしたDiablo3の性質そのものは変化してないように思います。Diablo2みたいに育成の道中も楽しめるような、繰り返しキャラメイクを楽しめるようなゲームもやってみたいです。RoSでDiablo3発売当初に掲げてた理想は実現出来たように思うので、そろそろ次の段階へのシフトを見せて欲しいですね。焦らず待ちます。Diablo3はまだ死んでません。つーかこれからっしょ(Blizzardのライフライナー的発言)


・Heros of the Storm
悪徳企業ValveにDotAという金脈を奪われたBlizzardが満を持して世に放つ新作MOBAタイトルBlizzard DotA改めHeros of the Storm。αテスターに当選してからDota2もそこそこに最近遊んでいるわけですが、Dota2と比べるとちょっと物足りなさも感じてしまいます。最近のBlizzardはこれやHearthstone、先月発表されたOverwatchを見た感じでもカジュアル志向が強くなってるように感じますね。もうWarcraftやStarcraftみたいな神経すり減らしてエナジードリンクを吐き出し毛根を毟り取って射精と共に勝利を迎えるようなゲームは作らないんでしょうか。しかしHSやOverwatchは別としてこのHotSがMOBA市場で一定のシェアを獲得できるかと言われれば現時点では疑問符が付きます。
Dota2プレイヤー全員が思ってること.lol
アイテムの概念も無いし経験値も共通、LH(CSとか言ったら殺される)も考える必要が殆ど無いし、あまりに簡略化されすぎてて張り合いが無いというかやり甲斐がないゲームだなと感じました。その分気負わずに楽しめるんでだらだら続けちゃうんですけどね。初めて触るMOBAとしてはいいと思うし、Blizzardキャラクター揃い踏みのスマブラ的な面白さがあります。そこらへんBlizzardブランドの無い日本じゃ流行らないでしょうけども。


・Clicker Heros
去年日本のインターネットナード達の間でブームになったCookie Clickerの焼き直しですね。あれよりも周回要素やクリック作業量が増えてます。ひたすらお金を稼いでDPSを上げていくだけのゲームなんですが面白いんですねこの増えていく数字見てるのが。日本でゲーム作ってる人たちは全員このゲームをやって自分たちのくそつまんねーゲームに足りないものは何なのかを考えた後に全員死んで欲しいかなって思います????_?_?????

16周くらいやったあたりで飽きたんですけどフレンドに170周とかしてる人いて引きました。Critter moundも面白いからやってねってなんかリンクが切れてんだけお!?!?!?!??!?!


・艦隊これくしょん
しずまよしのりFTW
ぶっちゃけもう飽きちゃった感は否めないけど先日の秋イベントも最後までやり遂げることができました。俺タワーやかんぱにガールズ、最近だと御城プロジェクトなんていうフォロワーゲームが多数誕生した今年ですけども依然トップ(当社比)を走り続けているのはブームがまだ衰えていない証拠でしょうか。続々発売されるねんどろいどを見る度に「愛宕のプライオリティこいつより下か・・・?」と心がアイアンボトムサウンドに沈んでいくのを感じていますが、来年からはアニメも始まりますしまだまだ人気が続きそうですね。ただ個人的に昨今の島風feat.おちんぽブームは早々に廃れて欲しいです。

鉄壁の島風くんエロ画像ライン相手にタッチダウンを決めると誓うぼく
また人によっては今月末開催されるもう一つのイベントに備えて英気を養い性器を養っていることだと思います。残念ながら僕は参加できませんがそちらに参加される方々の健闘も陰ながら応援させて頂きます。がんばれ♡がんばれ♡(若干食傷気味伊東ライフエンド)

他にも色々ゲームやったけどめんどくさいんでここらへんで終わります。
My Game of the YearはDiablo3: RoSです。おわり