2017年4月10日月曜日

Hardcore Henryでオマージュかなこれ?って思ったシーン

・ヘンリーが序盤逃走の為に走る廊下のデザイン(その後タックルで扉開く)→ミラーズエッジ
・脱出ポッドでの降下→HALOとかGears of Warとか
・スライディングで敵倒す→F.E.A.R
・ナイフを刃先に持ち替えて敵に投げるシーン(スローモーション演出)→Modern Warfere 2
・ギリースーツ姿のジェリー(廃墟のマンションに入っていく)→Call of Duty 4
・終盤屋上での大量の敵との戦闘(警備室小屋、壁に薬箱)→Left 4 Dead(No Mercy final)

思いついたのはここらへんかな
あとジャンキーの部屋にPaydayとL4Dのポスターが貼ってあったりする

何故かゲームサイトでレビューされてる映画らしいけどこういったオマージュに限らずシングルFPSの流れを意識したシーンがいっぱい出てきましたね

自分が身動きできない状態で敵登場 からの仲間が殺されるのを見てるしかないシーンとか
近接用武器しか持ってない状態で物陰からこっそり敵を襲って銃を奪ったりするシーンとか
仲間が運転するバイクにタンデムして自分はガトリングガン撃つシーンとか
そういう場面をあるある~って共感するというか
一種の期待に応えてもらった嬉しさ?みたいに感じる人なら楽しいんだと思います
一緒に観に行ったそういうゲーム全くやらない知り合いの反応はイマイチでしたしね そういう人には単純なグロテスク映画にしか感じないかもしれない

FPSのシングルキャンペーンが好きな人なら観てもいいんじゃないでしょうかっていう月並みな感想で締めます
多分すぐ上映しなくなるタイプだと思うから観たい人はいそげ~

2017年1月16日月曜日

Half-Life 3が出ない理由

記事のタイトルってもうみんな(Valveのゲームに触れた経験のある人なら)薄々解ってるというか感じてることなんだろうと思うけど、まぁ単純な話「作れない」で終わるんだろうね

そりゃHL2:ep2の続編を作ることは可能だろう
みんなお馴染みゴードンフリーマンがバール振り回してコンバインやらいう謎の生命体とブラックメサとかいう謎の集団を倒してGマンとかいう謎のおっさんの正体を暴いてしまう話をHalf-Life 3なりHalf-Life 2: Episode 3なり銘打って出せば「出る」ことになるんでしょう
でもそれはHL3じゃないというかHL3に求められてるものじゃないんだろう

Half-Lifeに求められてるのはストーリーなんかじゃなくて初代や2がそうであったようにゲーム業界にとってのパラダイムシフトなんだと思いますね僕は
そこから先のゲーム業界全体の流れを作れるようなイノベーションを込めることこそがゲーマーのそしてValveの求めるHL3を作る為の条件だと感じるよ
だけどそれはもう業界全体のメインストリームじゃなくなったシングルFPSっていうジャンルじゃ不可能なんだと思う
最近になってHL3のプロットの存在が噂されてたけど、RTSやら実写俳優やらのワードを見る限りValve自身もそんな風に感じてたんじゃないすかね

正味な話言うほどHL2の続編やりたいか?

もはやゲーム業界のベーパーウェアの象徴になってしまってインターネットでよく見かけるおもんなキモオタク共にとっては完成されないことこそ唯一にして最大の情報であり価値観にまでなってしまってる現状、「忍耐」なんて言葉も自分のギーク感演出の為の丁度いいアクセサリーでしかないでしょ

だから断言するけどHL3はもう出ないね
大して面白くもねぇストーリーに決着付ける為にシングルFPSなんていうクソつまらんジャンルに拘るようなら今やHL以上に巨大なブランドになったValveって看板にまで傷が付くでしょ
現状唯一可能性があるとすればVR関連でなんかやりそうだけど、それは個人的には逃げだと思いまつw

2017年1月6日金曜日

Life is Strangeの感想(ネタバレ)

ブログ再開するとか言って全然書いてなかったがはは
明けましておめでとうございます
Steamのセールで買ったLife is Strange、実プレイ12時間くらいでサクッとクリアできて面白かったんで感想書きます

全5エピソードで最初の1エピソードは無料でできるんで興味持ったらネタバレ読まずに遊んでみて
http://store.steampowered.com/app/319630/


アメリカオレゴン州のある田舎町に住むマックスという女の子が主人公のこのゲーム、マックスはある日突然手に入れた時間を巻き戻せる能力を使って自分や周りの人々の未来を少しでも良い方向へ変えようと動き出します

ゲームのシステムはいわゆるポイント&クリック式のアドベンチャーゲーム
Walking Deadとかで有名なTelltale開発のあぁいうゲームと似たようなもんだと思う あとThe Vanishing of Ethan Carterとかも近いかな
オブジェクトを調べて情報を手に入れストーリーを進行し、登場人物との会話の中で提示される選択肢によってストーリー進行が分岐していく感じのゲームです

個人的にはこういうマップを隅々まで調べてフラグ立てていく行程ってあんま好きじゃないんですよね でもこのゲームはオブジェクトを調べる度に流れる主人公の独白が軽快で面白くて不思議と苦じゃなかったんですよね
グラフィックが好みだったせいもあるかもですね 柔らかい雰囲気で描かれる生活感満載の寮部屋、教室、ガレージとか色々見るの楽しかった
主人公のマックスは写真家を志す学生だけど、このゲームのグラフィックはまるで水彩画のようでしたね

以下ストーリー部分ネタバレ

物語はマックスが授業の後で立ち寄った校内のトイレで男子生徒が女子生徒を撃ち殺す現場に遭遇するところから始まる
そこで不思議な力で時間を巻き戻すことに成功したマックスは今度は女子生徒を助ける為の行動に出ます
後にその女子は疎遠になっていたかつての親友クロエであることが発覚し、クロエといっしょに行方不明になってるレイチェルという女の子を探すことになります
レイチェルを探す過程でこの街全体を覆う不穏な事件の謎に迫っていくのがこのゲームのストーリーなわけだけど、途中大小様々な分岐はあるものの大局的なエンディングは2種類に分けられるんですね

過去を巻き戻し未来を書き変えることで自分や親友、クラスメイト、親友の両親などいろんな人を助けようとしてきたマックスだけど、最後にはその改変の影響で町に異常気象が起きて大勢の人が死んでしまう
この悲劇を回避するには自分が今まで起こしてきた改変を無かったことにする つまり親友クロエの命を助けた未来を無かったことにするしか無いとクロエ本人から提案されます

素行不良で周りに迷惑ばかり掛け、自分が生まれた田舎町に不満たらたらだった不良少女が、主人公との冒険を通して周りの人間との関係性を修復していく様を見た後、涙ながらに「この町にはあたしより生きる価値のある人間が大勢いる」と自分を犠牲にするよう主人公に懇願するシーンはなかなか感動しました ええ子や・・・

ここで主人公は「親友を犠牲にして町を救う」か「町を犠牲にして親友を救う」かの二択を迫られるわけですが、両方見た自分は恐らく前者が開発者の意図に沿ってるんじゃないかと感じました
自分の中にしっかり残ってる親友との思い出は、この能力があったから手に入れることができたものだよね(ホロリ ってのが多分このゲーム全体を通しての「落ち」なんでしょう 多分

なんだか温かい気持ちになれるタイムリープ系青春ジュブナイルゆる百合風味って感じのアドベンチャーでした