2015年7月31日金曜日

Free to Playに期待すること

Titanfallがアジア地域でF2Pタイトルの新作として展開するってニュースがTwitterに流れてきた。なんでもっと早くに、できることなら発売前からそうしなかったんだろう
今の時代、オンラインマルチプレイヤーゲームのパッケージ販売が成り立つのなんてゲーム後進国の西側諸国だけで、アジア地域では10年以上前にSpecial Forceが登場した頃からずっとF2Pがスタンダードだったし、使命召喚も星海争覇も暗黒破壊神もアジア地域では基本無料タイトルとして展開されてる。
Titanfallのニュースへの反応を見てるとF2P化に拒否反応を示すプレイヤーが居るのは事実で、それによってブランドイメージが損なわれるかもなんて懸念が開発側にもあったりするんだろうか
そういう人たちが危惧するF2P化の弊害って恐らく無課金アカウントによるゲーム内コンテンツへのアクセス制限だったり課金アイテム優先のゲームバランスの調整だったりがあるんだろうけど、ぶっちゃけ今日日そこまで前時代的なオンラインゲームって無いよね ある?僕は知らないですけど。

現在主流になってるF2Pゲームの手法として、新規ユーザーにまず2つの選択肢を与えてますよね。現金を投入してコンテンツを即アンロックさせるか、長時間のプレイによって発生するインゲームマネーでアンロックさせるか
開発からしたらそこで現金投入を選択してくれるなら言うことなし、インゲームマネーを稼がせることでもプレイヤー人口の定着にも繋がるし、そのフリーミアムユーザーもいつかお金を落としてくれるだろうなと長い目で見て囲い込める。追加コンテンツの配信はその無数のユーザー相手のビジネスチャンスになるし、ユーザー側からしても継続的な新規プレイヤーの流入やコンテンツ追加のアップデートが望める。いいことずくめの万々歳ですね。

面白いゲームが腐るほど溢れかえってるこの世の中ではゲームが面白いだけじゃ人は集まりませんからね。面白いけど人が集まらずに死んでいくゲームを見るのは悲しいです。BrinkもNatural Selection2もGotham City ImpostarsもCrysis3も販売形式さえ違えば未来も変わっていたんじゃないでしょうか。Crysis3は無理か。がはは。
ただそういうゲーム達を見てきたからこそ、また一方でTF2やDota2の成功を見てきたからこそF2Pって販売形式には期待を持ってしまいますよね。

話は変わるけどSplash Damageの新作FPS、RtCWやBrinkの精神的な続編Dirty Bombには上で書いたような理由も含めて期待しているタイトルです。
Dirty Bomb、毎週何かしらアップデートされてて開発側がやる気なのが伝わってくるし、まだテクスチャもできてないようなマップをユーザーに遊ばせてバランス調整しようとする姿勢に好感持てる。頑張って欲しい
全体的に射線通りまくりなのとマップサイズ自体も大きくて弾薬が枯渇するマップ