2015年10月5日月曜日

スマホTCGは今これをやってるよ。今のデッキはこれ!




Hearthstone WCSのアジア太平洋予選の中で発表されたHearthstoneの日本語版、今月後半に配信されるらしいっすよ。予てから日本人の開発者を募集していたり、Battle.netのログインページが日本語翻訳されていたり、日本人向けのアンケートメールを配信したりして「Blizzard 日本市場進出か?」と噂になってたりしたんですが遂に来ましたね。

Blizzard製ゲームの日本語版と言われると記憶に新しいのが「Diablo3」のコンソール版、少し前のになるとDiablo1や2の日本語版やらWorld of Warcraftのカードゲーム(紙媒体、not Hearthstone)なんかがありますけど、これらはスクエニだったりカプコンだったりといった別の会社が日本国内でのパブリッシングを担当しているもので、Blizzard直々に配信されるのはこのHearthstoneが初めてになりますね。多分ね

他のBlizzardタイトルと違ってPC以外にもスマートフォンやタブレットPCでもプレイできることや、カードゲームという日本人にも馴染みやすいジャンルのおかげもあって日本語版発表以前から日本人のプレイヤーはそこそこ多いイメージ。日本人のプロプレイヤーなんかも活動してますしね
そんなタイトルだからこそ今回こうやって正式に日本展開されるようになったんでしょう

このゲーム実際に遊んでみると判るんですけど、ほんとルールが簡単なんですよね。フェイズだったりチェーンだったりの概念が無くカードのテキスト(キーワード)も数種類しか無いから2ケタの四則計算さえできれば英語力もほとんど必要無し、その計算自体もビデオゲームだから当然自動計算してくれるしね。頭を使う版キャンディクラッシュとか頭を使わない版MtGだとか言われてるほど簡単なゲームなんで既に遊んでる人からすると「別に日本語とか無くても・・・」みたいなリアクションしちゃうかもしれない。Hearthstoneの英語解らないって日本での生活にも支障来たすんじゃねーのっていうくらい簡単なテキストしか使われてないですからね。ただまぁそれでも英語だから今までプレイしなかったって人は必ずいるし、英語だから☆1つですみたいなレビューは実在する。そういう最早「英語解らない!」じゃなくて「日本語しか読みたくない!」みたいな人達にはこれがプレイする切っ掛けになるんでしょうか

何よりBlizzardがこうして日本市場を意識してくれたのがぼかぁ嬉しいですね。今まで日本語版の発売は愚か日本人プレイヤーの存在すら認識してなかったんじゃないかってレベルで日本ガン無視でしたからね。公式のグッズ通販も他のアジア諸国への発送は対応してるのに日本だけ未対応だったりしましたからね。Diabloのチェス買おうとして問い合わせたら「日本に住んでんの?すまんけど外部の転送サービスとか使ってくれや」ってサポートの人にチャットで言われた時は悲しかったです。これを切っ掛けに日本人がHSにジャブジャブ課金して存在感を示してくれれば他のBlizzardタイトルの日本語版なんかも発表されるかもしれませんね。Diablo3~はもうコンソール版あるし無いか。スタクラぁ~は別に日本語とか要らないしな。というか日本人でやってる人100人もいなさそう(暴言) 一番日本語版が欲しいのはWoWだけどまぁ~あの膨大なテキストをローカライズするリソースに見合う売上が日本に望めるかっていうと~無理だな。OverwatchはマルチプレイFPSだから日本語いらんし、あれ?HSだけで終わりそうじゃない?





日本向け公式ページのこれ、なんていうか既に日本のゲーム市場を知り尽くしてる感がすごくない?前のアンケートメールでも日本のソシャゲについてやたら詳細に訊いてきたしな。さすがはBlizzardって感じで期待が持てますね